仏教を中心とする人文系学術書の出版社です。

仏教一般

サールナート
                         サールナートの部材(5世紀頃)

仏教一般

■ 岡田英作 著
 瑜伽行派における種姓説の展開 
 ―初期瑜伽行派から中期瑜伽行派へ―

瑜伽行派における種姓説の展開

中観派と共に、インド大乗の二大学派とされる瑜伽行(唯識)派。本書は、同派の「種姓=衆生が悟りを開く可能性」をめぐる思索を各文献に辿り、東アジアの仏教に大きな影響を与えた議論の詳細を提示、後半に『瑜伽師地論』「菩薩地」種姓品の和訳と校訂テキストを付す。特に『瑜伽師地論』については詳細に考察し、「種姓説から見た瑜伽行派文献史」の性格を持つ一冊。
【著者紹介】岡田英作:高野山大学文学部特任講師
A5判上製468頁  定価11,220円(税込)
ISBN978-4-907022-32-7

【目 次】
序 論
本 論
 第1章 初期瑜伽行派における種姓説
  第1節『瑜伽師地論』
  第2節『大乗荘厳経論頌』
  第3節『中辺分別論頌』
  結
 第2章 中期瑜伽行派における種姓説
  第1節 アサンガ
  第2節 ヴァスバンドゥ
  結
 結 論
付録:『菩薩地』「種姓品」の原典研究
あとがき

■ 横山 剛 著
 チャンドラキールティ『中観五蘊論』の研究 
 ―説一切有部アビダルマ教学からのアプローチ―

『中観五蘊論』の研究

中観派の巨匠チャンドラキールティ作とされるアビダルマ論書『中観五蘊論』。本書は、その内容を説一切有部の教学の展開に位置付けつつ、自性の否定など、随所にチャンドラキールティの特徴を持つことを指摘して、「チャンドラキールティ真撰」を論じ、また、アビダルマにおける「五蘊」の意味を問い直した画期的な研究書である。後半にはチベット訳校訂テキストを付す。
【著者紹介】横山 剛:筑波大学人文社会系助教
A5判上製432頁  定価10,120円(税込)
ISBN978-4-907022-31-0

【目 次】
はじめに
第一部 思想研究
 『中観五蘊論』に関する基本事項の確認
 1. なぜ〈五蘊〉なのか
 2. 法体系の諸相
 3. 自性の否定
 4. 著者問題
 5. 後代への影響
 思想研究のまとめ
第二部 テキスト研究
 チベット語訳 校訂テキスト
資 料
あとがき

■ 佐々木一憲 訳
 全訳 シャーンティデーヴァ 学処集成

学処集成

名著『入菩提行論』で知られるシャーンティデーヴァ(7〜8世紀)が、各種の大乗経典からの引用によって、菩薩道の精髄を示したもう一つの主著を、サンスクリット原典から全訳。チベット仏教の「道次第(ラムリム)」にも大きな影響を与えた古典の全貌を、最新の研究成果を踏まえて提示する、待望の一冊!
【訳者紹介】佐々木一憲:立正大学法華経文化研究所特別所員
A5判上製564頁  定価12, 980円(税込)
ISBN978-4-907022-26-6

【目 次】
はじめに
解題
シャーンティデーヴァ 学処集成
 本頌27偈の梵和対訳
 全19章の訳注
あとがき
引用経典一覧

■ 一郷正道・小澤千晶・太田蕗子 訳
 全訳 カマラシーラ 修習次第 
 ―初篇・中篇・後篇―

修習次第

インド大乗の二大潮流・瑜伽行(唯識)派と中観派を統合した「瑜伽行中観派」の思想を背景に、当時を代表する学匠カマラシーラ(8c.)が「止」(精神集中)/「観」(真実の洞察)の瞑想次第を具体的に説いた名著を、最新の研究成果を踏まえて全訳。チベット仏教に大きな影響を与えた古典の全貌を提示する。この分野のベテラン研究者を筆頭とする訳者による、待望の一冊!

【訳者紹介】一郷正道:京都光華女子大学名誉教授
      小澤千晶:京都光華女子大学准教授
      太田蕗子:京都光華女子大学講師
A5判上製368頁  定価8,580円(税込)
ISBN978-4-907022-34-1

【目 次】
まえがき
解 題
『修習次第』初篇
『修習次第』中篇
『修習次第』後篇
付 録
 I.「三昧中の注意事項」テキスト対照
 II. テキスト訂正表
 III.引用経典一覧
 IV.シノプシス
あとがき

■ 塩田宝澍 著
 パーリ語における修辞学の研究 
 Subodhālaṅkāra第4章「意味の修辞の理解」を中心に―
 *2月末刊行。

パーリ語における修辞学の研究

スリランカの学僧サンガラキッタ(12-13c.)によるパーリ修辞学書を、先行するインドのサンスクリット修辞学書と比較し、その継承と変容を解明。また、それがパーリ仏典とどのような関係にあったかを考察する。後半「資料」では、同書・第4章からの抄訳を詳細な解説と共に付す。パーリ文化における「サンスクリット文化の継承と変容」という新たな一面に光を当てる一冊。
 
A5判上製308頁  定価7,150円(税込)
ISBN978-4-907022-36-5

【目 次】
はじめに
第1部 研 究
 第1章 序
 第2章 意味の修辞と言葉の修辞
 第3章 パーリ経典との関係と意味の修辞の体系
 第4章 Kāvyālaṅkāraからの影響
 第5章 Kāvyaprakāśaからの影響
 第6章 パーリ仏教文献における〈譬え〉
 第7章 結 論
第2部 資 料
あとがき

powered by Quick Homepage Maker 4.79
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional