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密教関係

金剛薩埵
             金剛薩埵(スワート、8 世紀頃)

密 教

■ 北村太道・タントラ仏教研究会 訳
 『金剛頂経』系密教 原典研究叢刊1 全訳 金剛頂大秘密瑜伽タントラ

金剛頂大秘密瑜伽タントラ

インド・チベットにおける『初会金剛頂経』解釈の基本となり、不空の『十八会指帰』における第二・三会の『金剛頂経』とされる重要経典を全訳。『初会金剛頂経』の重要語の定義と、儀礼や実践の詳細、さらに降三世品のドラマティックな説示などを通じて『初会金剛頂経』の真意を解き明かし、後期密教への展望をも開く、『金剛頂経』系密教の理解のために必携の一冊。
【訳者紹介】北村太道:種智院大学名誉教授・タントラ仏教研究会代表
A5判上製444頁  定価9, 936円(税込)
ISBN978-4-907022-02-0

【目 次】(章名は略称)
はしがき(北村太道)
前 編
 第一章 十六大菩薩の説示と名づくる釈
 第二章 広大な菩提の理趣に入ると名づくる〔釈〕
 第三章 大タントラ王の秘趣釈と名づくる〔釈〕
後 編
 第一章 一切如来の『秘密帝主王経』と名づくる釈
 第二章 如来部と名づくる釈
 第三章 降三世と名づくる釈
 第四章 金剛部の真実性甚秘密釈

■ 中島小乃美 著
 『金剛頂経』系密教 原典研究叢刊2 『一切悪趣清浄儀軌』の研究
                   ─Buddhaguhyaの註釈を中心に─

『一切悪趣清浄儀軌』の研究

密教における生死と救済とは? この切実な問いに正面から答え、インド・チベット密教において葬送儀礼の基本となった『一切悪趣清浄儀軌』。本書はその全容をブッダグヒヤを中心とする諸家の註釈によって明らかにした、わが国最初の本格的な研究。マンダラ、灌頂、護摩などの儀礼を通じて、「金剛薩埵」として衆生救済に赴く密教者の宗教性に迫る。後半にブッダグヒヤ註の全訳を付す。
【著者紹介】中島小乃美:佛教大学准教授・文学博士
B5判上製392頁/カラー口絵2頁  定価10, 584円(税込)
ISBN978-4-907022-03-7

【目 次】
序 論
第I部 『一切悪趣清浄儀軌』の理解
 第1章 『一切悪趣清浄儀軌』と他の密教経典との関係
 第2章 三者の序分について
 第3章 マンダラ・灌頂・護摩について
 第4章 荼毘護摩について
 第5章 Kāmadhenu の註釈書にみる引用経軌について
 結 論
第II部 『一切悪趣清浄字義釈』和訳研究
 第6章 根本タントラ(mūla-tantra)
 第7章 後タントラ(uttara-tantra)
 第8章 後後タントラ(uttara-uttara-tantra)

■ 北村太道・タントラ仏教研究会 訳
 『金剛頂経』系密教 原典研究叢刊3
 全訳 降三世大儀軌王 / 同 ムディタコーシャ註釈

降三世大儀軌王

『初会金剛頂経』「降三世品」の釈タントラとされ、不空『十八会指帰』における第四会の『金剛頂経』とも言われるインド密教の重要経典を、註釈と共に全訳。「欲即菩提」と、衆生済度の「忿怒の方便」を説き、『初会金剛頂経』はもとより、『理趣経』、さらには後期密教の成立を知る上にも、重要な示唆を与える一冊である。
【訳者紹介】北村太道:種智院大学名誉教授・タントラ仏教研究会代表
A5判上製316頁/カラー口絵1頁  定価7, 128円(税込)
ISBN978-4-907022-04-4

【目 次】
はしがき(北村太道)
降三世大儀軌王
 根本タントラ
 後タントラ
ムディタコーシャ 聖降三世と名づくる註釈
 根本タントラ釈
 後タントラ釈

■ 北村太道 著
 『金剛頂経』系密教 原典研究叢刊4
 初会金剛頂経概論 『タントラ義入』の研究
 ─ブッダグヒヤ本論・パドマヴァジュラ註釈の全訳と解説─

タントラ義入の研究

わが国の密教で『大日経』と共に重視される『初会金剛頂経』。
本書は、両者に精通したインド密教の大学匠ブッダグヒヤ(8世紀)が、『初会金剛頂経』のエッセンスを解明した『タントラ義入』を、パドマヴァジュラによる詳細な註釈と共に全訳・解説。巻末には関連論文14本も収録し、著者半世紀にわたる『金剛頂経』研究の全貌を提示する。
【著者紹介】北村太道:種智院大学名誉教授
A5判上製 カラー口絵14頁/本文1268頁  定価18, 360円(税込)
ISBN978-4-907022-10-5

【目 次】
はしがき
第一部 和訳・解説
 パドマヴァジュラ『タントラ義入註釈』(冒頭部分)
 ブッダグヒヤ『タントラ義入』/パドマヴァジュラ『同註釈』(本書註釈部分)
  I 総 説
    第1 『摂真実経』概説
    第2 五如来などの出現とその意義概説
    第3 印概説
    第4 三摩耶戒概説
  II 広 説
    第1 観想成就法
    第2 念誦成就法
    第3 観想及び念誦の成就法に伴う諸瑜伽方便儀軌
    第4 護摩成就法
  III 奥書き(流通の偈)
第二部 論 文
  Tantrārthāvatāraの引用経軌をめぐって
  Tantrārthāvatāraの金剛頂経の引用をめぐって
  瑜伽タントラにおける「教理」について
  Vajraśikhara-tantraにおける秘密成就法について
  Trailokyavijaya-kalpaにおける秘密成就法について
  『理趣広経』における秘密成就法について
  瑜伽タントラにおける秘密成就法について
  『理趣広経』における二種の偈頌について
  『理趣広経』における瑜伽
  金剛頂経教理分についての一考察 ―四部十六種悉地について―
  金剛頂経における愛についての一考察
  密教における悟りと救い ―金剛頂経における―
  密教における誓願
  密教における善と悪

■ 静春樹 著
 ガナチャクラと金剛乗 ─後期インド仏教論の再構築を目指して─

ガナチャクラと金剛乗

インド仏教史の掉尾を飾る金剛乗(後期密教)における集団的修法「ガナチャクラ(聚輪)」。本書は、「タントラの祝宴」ともいうべきその儀礼から、出家と在家、反カースト、女性観など様々な問題にアプローチし、「危機の時代」を生きた仏教徒たちのアイデンティティに迫る、画期的な研究である。後半には、インド・チベットの関連儀軌の和訳とテクストを収録。
【著者紹介】静春樹:高野山大学密教文化研究所研究員・京都精華大学非常勤講師
A5判上製512頁  定価10, 584円(税込)
ISBN978-4-907022-07-5

【目 次】
第一部 研究論文集成
 後期インド仏教論の再構築を目指して
 金剛乗の行の概観
 金剛乗の女性観序説
 アティシャと秘密・般若智灌頂禁止の問題
 Did Atiśa really prohibit monks from taking
  the second and third consecrations?
 アティシャと金剛乗の行
第二部 聚輪儀軌和訳研究集成
 解題・聚輪儀軌
 バヴヤキールティの聚輪儀軌
 クリシュナ阿闍梨の聚輪儀軌
 カーラチャクラの聚輪儀軌
 アバヤーカラグプタの聚輪儀軌
 ラトナラクシタの聚輪儀軌『如意宝珠』
 タクパギェンツェンの聚輪儀軌
 サキャパンディタの聚輪儀軌
 プトゥンの聚輪儀軌『大楽遊戯』

■ 安田章紀 著
 ニンティクの研究
 ―ロンチェンパの思想を中心に―

ニンティクの研究

チベット仏教最古の宗派・ニンマ派で、全仏教の頂点に位置づけられるゾクチェン(大いなる完成)。本書は、その奥義とされるニンティク(心髄の滴)を、ニンマ派を代表する学匠ロンチェンパ(14 世紀)の著作を中心とする原典自身の言葉によって解明した本格的研究書。「ロンチェンパ要文集」としての面も持つ一冊である。
【著者紹介】安田章紀:京都大学こころの未来研究センター研究員
A5判上製520頁  定価11, 880円(税込)
ISBN978-4-907022-11-2

【目 次】
序 論
第1章 ニンティクの文献史
第2章 基盤論
第3章 灌頂論
第4章 仏陀論
付 論 Klong gsalについて
あとがき

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